乗り物アイドレス

経済的輸送艦

L:経済的輸送艦の建造 = {

 t:名称 = 経済的輸送艦の建造(イベント)

 t:要点 = 海,低速の,艦船,

一般性能要求{

 経済的輸送艦は低速、低防御、ブロック工法で大きな艦内容積を持った船である。これといって目立つ性能はないが量産が効き、低速であるため運用コストがとにかく安かった。

造波抵抗を減らすために、バルバスバウを採用していて、ここだけ手間がかかっていた。

 

◆アイドレス制作に向けてのメッセでの小話『ごにょごにょごにょ』

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蓮田屋藤乃の発言:コレはアレですか。普通にコストパフォーマンスの良い船作れ。でしょうか。

蓮田屋藤乃の発言:ケレン味を入れるなとw

 

某黄辛藩王の発言:奇抜な輸送船とか無いでしょうw

 

蓮田屋藤乃の発言:ダンナダンナ。ウチは羅幻王国ですぜ?w

 

某黄辛藩王の発言:しりません!w

 

蓮田屋藤乃の発言:じゃ、真面目な面白みの無い船でw

 

某黄辛藩王の発言:表現wwwwww

 

 

◆船舶機種名『情熱の赤〜コラァァァァンダァァァッァムッッッッ!!〜』

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 バルクカーゴ混載型セミ・コンテナ船

【コランダム級 経済的輸送艦】

 

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(クリックすると原寸大のCGになります)

 

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(クリックすると原寸大のCGになります)

 

 ――コランダム(corundum)は、鋼玉とも呼ばれ、酸化アルミニウム(Al2O3)の結晶からなる赤鉄鉱グループに属する鉱物。

純粋な結晶は無色透明であるが、結晶に組みこまれる不純物イオンにより色がつき、ルビー(赤色)、サファイア(青色)などと呼び分けられる。

 古くから、磨かれて宝石として珍重されたが、現在では容易に人造でき、単結晶は、固体レーザーや、精密器械の軸受などに使われ、大規模に作られる多結晶の塊は研磨材、耐火物原料などに使われる。

 

 特にルビー(Ruby、紅玉)は勇気や情熱を与え、幸運を呼ぶ力があるとされている。

 

◆想定運用法から見る制作コンセプト

1:航路数  :△:低速

2:輸送力  :○:大きな艦内容積

3:運用コスト:◎:格安

4:運用人員 :○:少人数

5:装甲   :×:低防御

 

 そもそも、船舶を輸送に用いる長所としては、

 高速航行を求めなければエネルギー効率が良く、燃費も安価な重油などが使用出来るために非常に良い。低速航行であればバルバスバウを採用した事もあり、造波抵抗は小さいままで粘性摩擦抵抗や粘性圧力抵抗が抵抗の主体となり、大型船にすればするほど燃費は向上して、陸上運搬が困難な大量・大型貨物輸送を(一度に)少人数の船員で低コストで運べる点にある。

 

 つまり求められるべきは徹底したコストパフォーマンスであろう。

 特にニューワールド全域で欠乏状態にあった資源の節約は最大限に計られた。

 要求積載能力は、かつての標準規格であるタマハガネ級・スティガンデ級から見れば破格であり、単に船舶を大型化するだけでは非効率である。そこで積載能力の増強は船体の大型化よりも、むしろ最新技術の投入によるスペース効率の向上によって実現されることになる。

 

 常より趣味に走りがちな羅幻王国技術陣ではあるが、この度はその凝り性の粋を尽くして、細密にして大胆な設計に走らせたのである。

 

 

◆船体構造と積載要綱『クロネコラゲンの配達便』

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 コランダム級の実務的な運用においては、木材、鉱石、石炭、穀物、鋼材などの原材料や半製品を運搬することが多く、これらはいずれも低価格であり、またこれらを運ぶための専用船との競合にも運搬コスト等の面で対応が求められるため、船型を単純にして特殊な装備を求めず、単純な船体を省スペース、極最低限の運用人員の低速航行によってコストダウンを計るため、ブロック工法により同一設計で多数の船が作られた。

 

 まずは置いても積載量であろう。

 シンプルにキャパシティを深く広く。要するに幅と深さである。

 

 輸送コンテナとして効率的なハイキューブ・コンテナ(High-Cube Containers)長さ45フィートの海上コンテナの運用を前提としているものの、羅幻王国はニューワールド最高の産油国としての立ち位置もあるため、いわば、タンカーとしての側面も求められる。

それゆえの、バルクカーゴ混載型セミ・コンテナ船である。

 

 バルクカーゴ(BulkCargo?)とは、鉄鉱石、石炭、穀物といった大量の原材料など、粉粒体のまま包装せずに船積みされる貨物を言うが、バルクカーゴには、鉄鉱石などのほかスクラップ、セメント、塩などの「ドライバルク」、石油類、牛乳、化学薬品などの液体品を「リキッドバルク」、長尺物や超重量品などコンテナに積み込めない「ブレイクバルクカーゴ」などがあるが、主にリキッドバルク対応として、多数の隔壁によって細かく仕切られている。これは油槽内の油は流動性を持ち『復原性に対する自由水影響】を避けるためである。

 

 船体構造として、事故発生時の環境負荷リスクの低い二重船殻(ダブルハル:Double Hull)構造が顕著であったが、コランダム級においては、造船技術力の高さから、ミッドデッキ構造が採用された。

 ミッドデッキ構造とは、原油タンクを上下の2層に分け、船側だけを二重船殻(Double Hull)とする構造である。上下のタンクを分ける中間デッキが喫水線より下にある点が重要で、これにより下のタンクの原油の圧力は常に周囲の水圧よりも低く保たれている。

 また、燃料タンクもホールド(コンテナ船倉)間の壁を利用するバルクヘッドタンクを採用している他、燃料タンクも二重船殻構造とすることで、万一の衝突時や座礁時の際に下部タンクに穴が開いても、海水より比重の軽い原油はタンクの上方へ押しやられ、理論上は原油が漏れる事が無い。

 さらに、安全確保のためにタンクとの間を燃料油にから隔離する必要があり、船尾に機関室と船橋、居住区画が置かれる「アフトエンジン形式」になっている。

 しかしながら、戦闘を要求される事は無いため、構造としては堅牢でも装甲としては意味をなす事は無い。重量の無駄である。

 

 なお、空荷で荒天の場合でもプロペラが水面上に出ないように原油タンク内への注水を避けるために、浮力を調整するためのバラスト・タンク(Ballast tank)は、船側の二重船殻(Double Hull)構造の隙間を縫うように、船体左右や前後の外板に沿って十分な量が配置されている。横隔壁と縦隔壁は合わせて水密隔壁と呼ばれ、水密隔壁と船体外板や船体外板に沿って設けられたバラスト・タンクで区切られた空間は水密区画と呼ばれる。

 その結果、バラスト・タンクとしての空間は必要最低限でありながら、安定性や復元性(船体が傾いても転覆せずに正常位置に復帰出来る性能)は高く、セルガイド(船倉の内側にコンテナを積む際に固定されるレール)、折り畳み式のラッシング(固縛)ブリッジ(甲板上にて二段目の高さから取れるようにするコンテナ固縛用構造物)の装備と共に高積載量が可能になった。

 

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(クリックすると原寸大のCGになります)

 

 

◆エンジン『海軍兵站ってレベルじゃねーぞ』

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 ディーゼルエンジンで発電機を駆動し、その発生電力による任意の回転数で電動機を回転させ、推進力を得るディーゼル・エレクトリック方式を採用した。念頭に入れるべきは下記要因である。

 

・低燃費

・高プロペラ効率

・高信頼性

・低質燃料油対応

・容易なメンテナンス

・省スペース

 

 これは、動力部のレイアウトが、ディーゼル発電機と電動機の間は電気配線のみとなり、配置が比較的自由になる事によりペイロードが勘案されるだけでなく、スクリューの回転数・速度制御が操縦とメンテナンスが容易な、配電盤と同期電動機による可変電圧可変周波数制御方式であるため、効率の良い回転域で運転出来、一時的な過負荷に強く経済的だからである。

 燃焼時のガス圧を下げてエンジン・ブロックの厚みを軽減するため、圧縮比を低く低速回転にし、出力増大のために加給器とインタークーラーが補機として備わっている。

 

 ディーゼルエンジンは、燃料に安価・低品質ではあるものの高カロリーな重油等が使用出来るため、高圧力に耐えるだけの分厚いエンジン・ブロックが重量・容量共に嵩張るが、船舶用エンジンとして代表的である。

 燃料としては最も粗悪な部類に入る重油を予熱することで、商船用のエンジンとしての圧倒的な経済性を誇る高効率な低速ディーゼルを用いている。その運用はハイスペックの海軍兵站システムを要する羅幻王国ならでは。実に熱効率50%を超える。

 

 

◆推進機構『――ぐるぐるぐるぐる Σ@@;』

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 スクリュー・プロペラは二重反転可変ピッチ・ハイスキュープロペラを採用する。

 

 プロペラの回転速度が上がると、、液体の流れの中で圧力差により短時間に気泡の発生と消滅が生じるキャビテーション(Cavitation)という現象が起きて、スクリューなどが空回りに近い状態を生み出すため、無駄なエネルギーが消費されて機器の効率が悪化する。耐キャビテーション特性を向上させるためには、プロペラの形状と面積の2点を勘案し、流体との接触面積を広く大直径のプロペラを低回転で使用すれば、高い推進効率が得られ、燃料費を大幅に節減される。

 

 二重反転プロペラ(Contra Rotating Propeller.CRP)は同芯の二重軸により、互いに反対方向に回転するように駆動されるプロペラである。通常のプロペラでは、プロペラ面を通過した回転水流は捩れを受けたまま後方に排出され、プロペラが生み出すエネルギーの33%ほどの損失が発生するが、二重反転構造とすると回転水流とは逆方向に回転する後ろのプロペラによって受け止めることで、後ろのプロペラの回転力に加えて前からの水の回転力も推進力に転化されるため、エネルギーの損失が少なくなり効率が増加するという特徴がある。

 

 可変ピッチ・プロペラ(Controllable Pitch Propeller)とは、プロペラの角度を任意に変えることで、前進後退速度をプロペラ・シャフトの回転数を変えずに迅速に変更出来る。ギア部分を含む軸中央部が少し膨らむが、船の状況に応じてピッチが最適に出来るため総合的には推進効率は良くなる。

 

 ハイスキューとは、普通プロペラ翼には10°程の後退角が付いているが、この角度を大幅に強くし、船体振動と騒音の減少と共にプロペラの起動力を低減し、耐キャビテーション特性を向上させ、より高回転での使用を可能にしたプロペラである。

 揚力面理論は、揚力線理論の限界を超え、船舶用プロペラの計算精度を高める上で重要な研究だった。

 決め手となる大きなスキューがプロペラの推進性能や翼の強度に与える影響、厳密に計算された形状を忠実に再現する加工技術は、可変ピッチを採用した事により高度な技術が求められたが、王国技術陣がタマハガネ・スティガンデで得られたノウハウと共に、流体力学の粋を集めた夜明けの船で委細を執り仕切っていたネットレース・MAKIの助力があっての物である。

 

 

◆抵抗成分とバルバスバウ『ラゲン【胸囲】のテクノロジー』

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 船舶の航行時には、1:粘性圧力抵抗、2:粘性摩擦抵抗、3:造波抵抗、という3系統の抵抗成分が生じ、推進力は失われ速度は減殺される。

 

1:粘性圧力抵抗

 船体後方の流れが生み出す水流による圧力低下によって、後方へ引かれることで発生する。

船体表面の水の流れが剥離して渦を作ると発生するために、船体が流線型であればあるほど粘性圧力抵抗は極小化される。

 

2:粘性摩擦抵抗

 流れる水との接地面積の大きさと、水流の速さに正比例して発生する。

 船体表面に接触している水の層は船体に張り付くが、その周囲の水は流れら移動する時に擦れ、速度に違いがある水の層が生まれる。これを「境界層」と呼ばれ、その内部で推進力が失われる。

 

なお、航海時に水流と接する船底の摩擦係数の粗さは船足を下げ燃費の悪化を招くため、可能な限りフラットな状態を維持する必要がある。船底にはラゲンコーチンの脂を成分の一つとする自己研磨性防汚ポリマー剤が塗装されており、フジツボなどの海洋生物の付着を防止して摩擦係数の軽減を行っている。

 

3:造波抵抗

 船首では水面を掻き分けて進む時に波が生じる。この波は曳き波と呼ばれ、波を生み出すためのエネルギー損失が船の推進時の造波抵抗である。これを出来るだけ小さくすることで航行速度を高め、燃費を改善するのに最も重要な要素となる。

 

 バルバスバウ(Bulbous Bow)は、この造波抵抗を打ち消すために、喫水線下の船首に設けた球状の突起であり、球状船首(きゅうじょうせんしゅ)とも言う。

 

 バルバスバウの水面下の前方に突き出した構造によって、水面での船首が水を掻き分けるより前方にあらかじめ波を生じる。このため、水面で船首が水を掻き分けて生じる波は、バルバス・バウによって生じた波とは逆位相となり、それぞれの山と谷が打ち消しあうことで波を小さくする。

 結果として造波抵抗を最小化して燃料効率や速度の向上を図ることが出来る。しかしながら、特に空荷などで船体が浮かび過ぎていてバルバスバウが水面上に出ている場合には、従来型船首と比べて逆効果となるため、積載重量に応じてミッドデッキ構造内のバラスト・タンクにて常に喫水高が調整され、常にバルバスバウは水面下に存在する事になる。

 

4:軍師のブラ

 羅幻王国技術陣はさらにバルバスバウの球状曲面にこだわりを見せた。

 MAKIよりもたらされた流体力学の極みは、飽くなき研究心をもたらせ、摩擦係数との兼ね合い上、もっとも最適の曲線をはじき出した。

 この曲線を用いて設けられたバルバスバウを、内々の呼称として「軍師のブラ」と言われる。

 タダのセクハラのようにしか聞こえないが、一部では、ボンッキュッボンッ(絶技)とも謳われ、物を弾くという一点に掛けては最高の『きょにぅ曲線』であったことは否めない。

 

 造波抵抗のキャンセルにおいては、流体力学だけでは考えられない計測係数を見せたものの、その代償として一部技術者のピドが行われたとの一部情報が流れたが定かではない。

 

 

◆生産整備性とブロック工法『合体って胸きゅん? 胸きゅんやね』

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 ブロック工法とは、造船において船体を一括して建造せず、いくつかのブロックに分けて同時に製造し、最後につなぎ合わせて完成させる工法である。

 コランダム級の建造はニューワールドの輸送問題を解決するという、一大命題をクリアするための効率性を求められた。そのため、造船所内のブロック組立工場で鋼材から切断、加工、小組立、大組立の順を経て、最終的には部分的な船体のかたまりであるブロックをあらかじめ製作し、ドックで各ブロックをつないで組み立てて行く工法が用いられた。

 整備の神様アイドレスを新規取得したが故の、戦略的な大規模な流れ作業であるため、ドックでのブロックの組立作業とは別に、ブロック組立工場では次の船のブロックの製作に掛かる事が出来た。ドック内で完成しつつある船体を少しづつ出口方向へと押し出して行き、空いたドック内で次の船の船尾のブロックの組立を行った。

 

 板、フレームなどの船殻構造用の鋼材や配管材用の管材を、事前に設定されたカッティングプランに則ったコンピュータ制御のフレームトーチが必要な形に加工と穿孔を行っていく。完全自動での曲げ加工機は機械仕掛けの冷間加工で行なわれるが、特にこだわりのバルバスバウなど、船首部と船尾部の球面を含む曲面を作る曲げ加工は、熟練の作業者がバーナーと水ホースを持って何度も加熱と冷却を繰り返す。極々稀に恍惚と球面を撫で回してフルボッコにされる不心得者があるものの、微妙な曲面を作り出していく。

 ブロックの段階で配管などの艤装が行われ、内業工場で作られたブロックをドック上で電気溶接して船のかたちに仕上げていくブロック搭載工程は「総組立」とも呼ばれ、巨大なクレーンを使って主機関や大きな補機類、プロペラ・シャフト等が取り付けられる。

 艤装がほぼ終わった段階で、仕様が満たされているかを、実際に海に出て計測・確認を行う。航海計器をはじめ各機器の動作を確認し、主機関始動試験、速力・旋回力試験などを行なう。

 ――そして、完成した船は進水式も早々に旅立つ。

 この地の荷を彼の地へと。彼の地の荷をこの地へと。造船所は作り続けて往く。

 物資、世界の不均衡を正さんが為、糾さんが為。それは一種の戦士であり戦場であった。

 

 

羅幻王国の回想と運用実績『船が七分で海が三分』

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「――そうだ。船が多過ぎて港の海が見えない、間違えるなよ。『船が七部に海が三部』だ」「に゛ゃー。余ったにゃー」

 

 31隻。

 これはシーズン1 イベント80 広島侵攻に向けて、羅幻王国が国を挙げて(そして各方面から大規模な借金をして)用立てた、タマハガネ兵員輸送艦の数である。

 

 桁が違う。つーか、おかしい。

 純粋にI=Dを含めた単一の機体数でも当時最大数を誇り、よけ藩国海法藩王をして『おもしろ国家』と称され、そして未だにそんなに数があったんだと各国藩王から苦笑される共和国唯一の海軍にして艦隊群である。

 

 これは『輸送艦を秘密裏に建造していた羅幻王国の際立った先見の明』と書かれて浮かれたからだとも、『一方、その頃。広島戦線(時間切れ間近)』を見た軍師・蓮田屋摂政(実はTT作戦より三輪さんファン)が慌てたからだともいう。

 

 しかしながら、広島遠征の成功後は大規模船団を運用する必要もなくなり、

 

・大運丸級@アウトウェイ

・想来丸@人狼領地

・巨鐵級@伏見藩国

 

 といった、高コストパフォーマンスの艦船が帝國各藩国によって設計される今日に至っては、タマハガネ兵員輸送艦の存在意義は失われた。

 平たく言えば『不良在庫』である。

 少なくとも。結果として、シーズン1の間では羅幻王国は全ての借金を返す事も出来ず、経済的に立ち直りきる事は出来なかったのである。

 

 だが、その代わりに得たものがあった……信用である。

 

t:タマハガネ=アイドレスの歴史の中で、もっとも最初に建造された艦船である。

t:タマハガネ=生活ゲーム中、小笠原への定期便として運用実績がある。

t:タマハガネ=NWCにて、タマハガネの存在が大運丸級@アウトウェイの設計に寄与されていた。

 

t:羅幻王国=技術力と、整備士・工兵の国である。

t:羅幻王国=所有着用アイドレスに整備士+名整備士+整備の神様が存在する。

t:羅幻王国=所有着用アイドレスにパイロット+整備士+名パイロットが存在する。

t:羅幻王国=生活ゲーム中、小笠原行きの船が出たりと、共和国海の玄関となっている。

t:羅幻王国=アイドレスの歴史の中で、もっとも最初に艦船保有国となった。

t:羅幻王国=今現在(2008.06/30)をもってなお、共和国最大の艦船保有国である。

t:羅幻王国=シーズン1中の整備判定にて、幾度も他国へ人員を派遣していた実績がある。

t:羅幻王国=輸送船の国であるアウトウェイに、かつて在籍していた、三つ実さんがいる。

t:羅幻王国=高スペックの燃料消費軽減能力を持つハイクオリティ海軍兵站システムを持つ。

t:羅幻王国=最高級のAIである、MAKIが滞在し、設計・運用・OS的にサポートを得られる。

 

 

◆技術的な物語背景『海の向こうの懲りない面々』

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 技術大国である羅幻王国により先に開発されたタマハガネ級船舶は、その積載量は勿論のこと、その多様性において多くの評価を得ることに成功した。しかしその評価は一方的に高いものではなく、開発・設計段階では表面化しなかったさまざまな問題を指摘するものも多く、それら及第点の改善・改修が求められていた。

 そんな点の一つに、多機能すぎる、というものがあった。これは開発した側からしてみれば嬉しい悲鳴なのだが、現場レベルではそんな悠長なことを言っている余裕が無いのも事実である。実際、高い汎用性を持つタマハガネ級船舶は、逆にその汎用性、つまり設計レベルで設けられた「遊び」が多く、それがネックとなり特定の目的のために設計・開発された他の船舶に対し合理化の面で二歩三歩劣ってしまっている。

 その短所が最も露わになるのが、運用に必要な人数という点である。タマハガネ級船舶には標準OSとして高性能AIが搭載され、種々の兵装に対応できるように設計されているが、それが逆にソフトウェア面でも先の問題点が存在することの証となっている。ハード面での欠点をソフト面で吸収するどころか両者に共通して存在するその問題の結果、タマハガネ級船舶の運用には、その形態が何であれ、それ専用に設計・開発された船舶に対し通常二割ないし三割以上の人員が必要になっている。

 

 この問題に対し、羅幻王国の宮廷技術者たちが出した解決案の一つが、それまでのタマハガネ級船舶の設計思想をまるで無視する、徹底的な簡素化、というものだった。これはタマハガネ級船舶の一番の特徴でありネックであった汎用性を切り捨てることで、逆に合理化を図るというものである。とは言え、最低限のフレーム/コアユニット思想は引き継がれている。これを無視して汎用性を切り捨てるにはタマハガネ級船舶のフレームそのものに手を加える必要があり、そのために必要となるコストは新造艦を一隻用意するのと大差がなくなるとの試算が出たためでもある。

 

 本当に、あらゆる意味で面倒な、一筋縄ではいかない船である。

 

 しかし、原則的な換装システムこそ残されたものの、それ以外の面では徹底的なまでの改修が施される結果となった。極端な位置から別な極端へと走るのは、羅幻王国の長所にして短所の一つである。それまでユニットごとに個別の換装が可能だったコアシステムは全てのユニットを一括して扱うクラスタシステムへと変更され、統合制御OSはシステムモードの限定化とそれに併せた効率化が図られた。その際、真っ先に用意されたのは、現状を鑑みて最も必要とされる船舶、すなわち輸送・交易目的に最適化された形態であった。

 以前のタマハガネ級船舶を交易目的で用いることも可能ではあったが、それには普通(他国)の輸送船を用いるよりも多くの人員と燃料を必要とする場合が多く、それを問題視、あるいは疑問視する声は以前から王国技術部内にも存在していたのである。

 輸送目的で用いることに特化する都合上、船体からはあらゆる火気が取り除かれている。CIWSなどを初めとする自衛用兵器までも取り除くことを危ぶむ声もあったが、やるからには徹底的に、という信念の元、全ての武装が撤去され、また、必要のなくなった武器弾薬庫も撤廃されている。この結果、船体の軽量化と燃料効率の向上が可能になり、さらに運搬容量の増加にも成功した。ハードウェアでの武装撤去の関係上、ソフトウェアにも火器管制システムを搭載する必要が無く、その分のリソースが処理・他制御の高速化に割り当てられた。これらの結果として、単体での戦力は皆無となったが、輸送目的にのみ利用するにはタマハガネ級船舶をそのまま利用するよりも遥かに優れた性能を有することとなった。

 

 このように、タマハガネ級船舶の汎用性を犠牲とし、ある種の目的に特化再設計させた船舶を指し、新たにコランダム級船舶と称する。

 輸送に特化した場合、その公称はコランダム級ルビー艦と分類され、区別上赤く塗装される(ラゲンコーチンの脂を成分の一つとする自己研磨性防汚ポリマー剤)事になる。船舶そのものの名前は、以前に付けられていた船名がそのまま用いられる場合が多いが、運用思考の変化を船そのものの生まれ変わりと考え、新たな名を授けるケースも見受けられる。その場合、ルビー艦の場合は赤色を示す名が与えられることが多く、レッド・サイレーンやクリムゾン・ハイドラなどといった船名が登録されている。

 

 コランダム級ルビー艦の特徴として、元々優れていた積載容量を存分に活用し、足回りでは簡素・一本化された操舵システムの採用で効率化と速度の向上が図られているという点がある。勿論、輸送艦という目的である以上、その速度は駆逐艦などの戦闘艦のそれとは比べるべくも無いが、同規模の輸送艦とで比較した場合、速度で一割ほど、消費燃料では二割ほど優れる。

 また、タマハガネ級の必要人員効率の悪さを十分に踏まえた上での改修であったため、その船体の規模に対し必要とする人員は限りなく少なく、制御OSの性能を完全に利用できるのならば、また、そこから得られる情報を各専門家並みに理解する知識を有する者であれば、理論上、個人に拠る航行も不可能ではない。勿論これは机上の話であり、それぞれの情報精度、および人員の肉体的・精神的な疲労を考慮すれば、個人による航行が実質的に不可能であることは言うまでもない。

 

 コランダム級ルビー艦の開発目的は、現存するタマハガネ級船舶という羅幻王国の財産をより効率的に運用するため、という面が多い。この船、というより船舶システムの開発に当たった技術者は、武装というものがいかに非効率で非経済的なものであるかを思い知ることとなった。

 

 ――コランダム(corundum)は、鋼玉とも呼ばれ、古くから、磨かれて宝石として特にルビー(Ruby、紅玉)は勇気や情熱を与え、幸運を呼ぶ力があるとされている。

 

 まぁ、要するに。平和のためにも戦争のためにも。

 世の中銭であった。(ぶっちゃけた!)

 

(text:四条あや・蓮田屋藤乃。3DCG:かちゅーしゃ。Effects:蓮田屋藤乃)

 

◆アイドレス制作後のメッセでの小話『ごにょごにょごにょ』

http://hastur.sakura.ne.jp/RitualMagic/corundum04a.jpg

 

蓮田屋藤乃 の発言:いあー、造船お詳しかったから、ウチの経済的輸送艦を見ていただきたく。。。(*ノノ)

 

某林檎藩王 の発言:堅実すぎて面白くない。<まてこら

 

蓮田屋藤乃 の発言:(つ△T) わーん、今回は真面目に書かないとやばいんだよぅ

 

某林檎藩王 の発言:まあ、燃料輸送だけに絞れば気化した成分を燃やして見かけ上の効率をさらに上げるとか

 

蓮田屋藤乃 の発言: やー、絞ると資源問題がw

 

某林檎藩王 の発言: ですよね。まあ、いろいろ運ぶ船としてはいいとおもいますよ

 まあ、究極の低コストはこうなんですよ『つまり、でかい、ゆっくり、人がいない』

 なので残念ながら羅幻さんとこのコンセプトは正しいということに

 

蓮田屋藤乃 の発言:残念だったのかw

 

某林檎藩王 の発言:まあ、せめてデザインくらいはかっとんだものに。そうすりゃ抵抗が増えておもしろ輸送船になれたのに

 

蓮田屋藤乃 の発言:共和国全域でフルボッコにされますw

 

某林檎藩王 の発言:まあ、輸送船としてはいいんじゃないでしょうか。ギャグとしてはイマイチ。

 

 ――ひどす(実話)

 

L:コランダム級経済的輸送艦 = {

 t:名称 = コランダム級経済的輸送艦(艦船)

 t:評価 = 装甲5

 t:特殊 = {

  *コランダム級経済的輸送艦の乗り物カテゴリ = 艦船として扱う。

  *コランダム級経済的輸送艦は1ターンに2航路移動ができる。

  *コランダム級経済的輸送艦は600人/機の輸送力を持つ。あるいは30万tの輸送力を持つ。(HQにより+5万t、アイドレス工場HQ継承第二世代により+5万t→『輸送力40万t』)

  *コランダム級経済的輸送艦は運用に1隻1ターンにつき燃料3万t、資源3万tを使用する。

  *コランダム級経済的輸送艦は艦船操縦者3名を必要とする。

  *コランダム級経済的輸送艦の人機数 = 20人機として扱う。

 t:→次のアイドレス = 貿易船の建造(イベント),艦船・戦時急造艦の建造(イベント),艦船・護衛艦の建造(イベント),艦船・ホバークラフトの建造(イベント)

 

HQ根拠 http://p.ag.etr.ac/cwtg.jp/bbs2/20032

HQB指定根拠 http://p.ag.etr.ac/cwtg.jp/bbs2/20298

Q1:コランダム経済的輸送艦にHQの判定を頂きましたが、この効果に輸送量の増加を当ててよろしいでしょうか?

もしよろしければ、元が30万t+5万t(HQ)で『輸送量35万t』という計算でよろしかったでしょうか?

A1:ええ

 

アイドレス工場HQ継承第二世代により『輸送量+5万t』

HQ根拠 http://p.ag.etr.ac/cwtg.jp/syousyo/1213

HQB指定根拠 http://syaku003.appspot.com/entry/show/6212

 


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Last-modified: 2017-06-19 (月) 21:09:58 (96d)