羅幻王国燃料施設について

羅幻王国にある燃料施設です。

 

 

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砂漠と海の国である羅幻王国では、有り余るほどの日光がその国土を広く照らしている。

容赦なく照らしつけるその日光は、それ故に、灼熱の焦土の如き砂漠を国土の北方に現出させる一方で、十分に水が蓄えられ潤った地域には、大いなる恵みをもたらすものであった。

 

倉庫街などの都市部郊外や、砂漠地帯を横断する交易路沿いに作られた巨大なソーラーパネルは、砂漠における数少ない有効な資源の一つである太陽光を、存分に活用する目的で建造された。

そこには、単なるエネルギーの確保にとどまらない、複数の目的を以てより豊かな国土建設を目指すことを視野に入れた、壮大なビジョンが織り込まれていたのである。

 

これら巨大なソーラーパネルを砂漠地帯に設置することには、3つの意図がある。

 

一つは、純粋にエネルギーを確保する目的である。日々照りつける太陽光は、ソーラーパネルによる発電により、莫大な量の電力を安定的に発生し、都市部や近隣のオアシス、そして延々と砂漠を貫く交易路に安定した供給を行っている。

また、日光が当たる側と日陰となる側の温度差をも利用した、二重の発電が試みられている。

 

二つめは、日陰の確保である。

一部交易路沿いや倉庫街では、巨大なソーラーパネルは同時に、巨大な遮光装置として機能する。

つまり、差し込むような強い日光に抵抗するかのように立ちはだかる巨大なソーラーパネルは、交易路上や倉庫街への直射日光を遮断し、交易路を行き交う人々に安らぎとなる日陰を提供すると共に、倉庫街一帯の気温・地熱を下げる効果により、倉庫街の冷蔵冷凍施設への負荷を下げ、物資の保存性を向上させる役割を担っている。

これは、空路や海路に劣らず陸路を重要な交易の手段とする羅幻王国にとって、地味だが確実な恩恵をもたらしている。

 

三つめは、国土の有効活用である。

本来であれば、ほぼ何も生み出されない土地である砂漠地帯を、エネルギーを生み出す土地として、あるいは、より有意な交易路として、またあるいは重要な物資保存庫として、おおいに活用することが出来るようになったのである。

 

また、一方で、巨大な集光反射鏡を用いることでさらなる効果を得ている。

すなわち、ソーラーパネルを前後両面に設置することでより多くの発電を行う事ができ、且つパネルで集光しきれない光を倉庫街に反射させることで、倉庫街に必要となる最低限の光量を確保しているのである。

その為、裏面のパネルについては、その光量の反射具合を調節するための光透過度を調整する液晶パネルが備え付けられ、エネルギー変換効率とペイする代わりにより快適な空間をその陰部にもたらしている。

(撮影:ルクス様)

 

 

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技術大国である羅幻王国では、そこで消費される資源を十分に安定的に確保するために、陸上における各種燃料資源、及び鉱物資源の確保に力を入れる一方で、洋上における資源の採掘にも力を入れている。

その重要拠点となっているのがこの洋上・洋中プラントである。

ここでは、エアガンによる地震探査(音波探査)などを用いた海底調査を行い、その過程にて発見された海中油田の採掘、及び周辺海域より発見されたメタンハイドレートやレアメタル鉱床の採掘の支援を行っている。

 

海中油田の採掘においては、豊富に眠る天然ガスと石油を、独立(=他からの支援を長期間必要としない)水中作業支援船からの支援により、水中作業用人型機械が、無人潜水機やマニピュレータと併用されて活躍し、採掘及び海底パイプラインの敷設に当たる。

 

また、メタンハイドレートとレアメタル鉱床の採掘においては、両資源が水深500m以深の深海域に存在するため、特に独立性の高い水中作業支援船を用い、綿密な調査の行われた後に検層が行われ、採掘に妥当と判断される埋蔵量を誇る近縁の海底を、特殊硬化素材を用いて硬化固定後、掘削及び採取が行われる。

 

つまり、洋上プラントの海上に出ている部分は、実際の採掘作業に関わるというよりも、それらに関わる各種機体のメンテナンス及び作業指揮、設置済みのパイプラインによる油井からの石油・天然ガス輸送の管理、及びレアメタルの船舶積み替えなど、輸送の中継地点、及び海中・海底調査の探査拠点としての機能を有することになる。

 

その一方で、海中では柱伝いに供給される、各種補給物資による水中作業支援船への補給と、高温低圧化で不安定となるメタンハイドレートの一時貯蔵、及び精製を目的とした海中プラントが設置され、作業の効率化、及び安定化を図る仕組みとなっている。

 

これら海上・海中プラントは、王国内の活発な水産業や造船業に悪影響を与えることの無いよう万全の体制及び安全機構の元に設置・運用され、その運用力はにゃんにゃん共和国内においても優れたものとされている。

(撮影:ルクス様)

 

 

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Last-modified: 2017-06-19 (月) 21:10:13 (96d)