L:燃料精錬所={
t:名称=燃料精錬所(施設)
t:要点=燃料精錬所,燃料タンク,パイプライン
t:周辺環境=油田
t:評価=なし
t:特殊={
*燃料精錬所の施設カテゴリ = 藩国施設として扱う。
*毎ターン燃料+20万tされる。
t:→次のアイドレス = 新素材の開発(技術),消防士(職業),ブラック(ACE)
http://p.ag.etr.ac/cwtg.jp/bbs2/18882
クオリティチェック結果 2008/06/04(Wed) 23:41:24
通常通過・燃料精錬所(施設):羅幻藩国
燃料生産地SHQ:継承1世代目(+10万t→計30万t)
(絵:ぱんくす)
==================================================
戦争が、いつ勃発するか分からないこの世界では、【燃料精錬所】の確保は常に重要課題だ。これが出来なければ、戦争の継続はもちろんだが、民の最低限レベルの生活さえ保障できない。ただでさえ使える軍人は前線に送られている以上、下手に市民の暴動などが起これば手が付けられなくなる。そういう意味でも、燃料精錬所の正常な運用は必要不可欠であり、燃料の供給源となる【油田】の確保や、掘り出した燃料を【燃料タンク】へ絶え間なく送り続ける【パイプライン】の運用保守もまた、国家の重要な事業である。どのような大国であろうと、文明の維持発展のためには燃料が必要不可欠なのだから。
ここ、羅幻王国もまた例外ではない。燃料確保は官民を問わずに最重要と位置づけられている課題である。燃費の良い製品・兵器の開発も推奨されている。いざ、燃料の輸送路が敵に奪われ消耗戦を強いられた場合でも、年単位での継戦を可能とするほどの燃料備蓄も確保している。燃料精錬所やパイプラインの防備にも兵や兵器を割いている。
しかし、備えあれば憂いなしの諺に代表されるように必要な事業ではあるが、いつ来るかも分からない燃料不足の対策だけに、限りある予算を大量に振り分けるわけにも行かない。限度がある。それなりの国力を誇る羅幻王国も、無尽蔵に生産性の無い事に金を注ぎ込む余裕はないのだ。
そこで、羅幻王国は考えた。ただ一種類の燃料による発電などに頼るより、別の手段でエネルギーを確保できるようにすれば、ある程度は燃料確保の煩わしさから解放されるのではないか、と。リスクを完全に無くす事は不可能だ。ならば、リスクを分散させてしまえばいい。
藩王の鶴の一声により、羅幻王国は地熱発電や風力発電、水力発電など、従来とは異なる手法による発電方法の開発に邁進する事となる。
(文:辰田)