L:海洋鉱山 = {
t:名称 = 海洋鉱山(施設)
t:要点 = 海洋,水底,層
t:周辺環境 = 水中
t:評価 = なし
t:特殊 =
*海洋鉱山の施設カテゴリ = 国家施設として扱う。
*海洋鉱山の位置づけ = 生産施設として扱う。
*海洋鉱山の特殊 = 毎ターン生産フェイズに資源が+15万tされる。資金が5億消費される
}
t:→次のアイドレス = 海洋基地(施設),潜水艦の建造(イベント),紅葉国との連携(イベント),海洋牧場(施設)
}
#『通常生産:15万t』
#+『海洋鉱山HQ:5万t』
#+『燃料生産地SHQ:10万t』
#+『新素材の開発(羅幻王国版)派生元HQ:10万t』=最終生産量【資源40万t】
#http://cwtg.jp/qabbs/bbs2.cgi?action=article&id=5476
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(【◆】で括られている文章ではリンク先に飛ぶ事が出来ます)
(【●】で括られている部分が『要点と周辺環境』になります)
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「丁度良い所にいらっしゃいましたわ☆」(がしっ)
「は?」
――血走った目をした摂政に捕まる、哀れな留学者の図――
鉱山とは、地中に存在する資源として有用な鉱物を、採掘・選鉱・製錬し、主として工業用の原料として供給する事業所の総称である。
本来であれば、Tera領域共和国圏内に有望な鉱山はわずか友邦ナニワアームズ商藩国に存在するのみであり、帝國諸藩国の生産が主であった。
この羅幻王国においても、レアメタル採掘場が王国中部の山岳群にシーズン1の遥か昔から存在する【◆藩国地図(以前のイベントにて製作)が、供給量はわずかであり藩国の資源財政・輸出品目としてとして賄うのは難しかった。
しかしながら、砂漠の砂はかつて同様に存在した山岳が長い歳月を掛けて風化したもの、すなわち地質的には同質である。
気温の寒暖が激しい砂漠においては、レアメタルや希土類元素を含むイオン吸着鉱(特定の鉱物ではなく、地表水あるいは地下水中に溶けているイオン(ここでは希土類元素のイオン)が岩石や鉱物の表面に吸着されて出来た物)が微細な粒子として存在する。
ならば、藩国のどこかに有望な鉱脈があってもおかしくはない。そう、そのはずなのだが――
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「今から僕は、どちらへ連れて行かれるのでしょうか?」
「うふふふふ、気にしないで下さいね(はぁと」
――小脇に抱えられて何処かへ強制連行される、とても哀れな留学者の図――
“ドクター”四方無畏を首班とした、藩国科学管理室によって調べに調べ、採掘に採掘を重ねるべき、【◆高品質検知システムの開発】から来る、藩国全域鉱脈調査。の、最中。いやむしろその準備段階。
――その鉱脈はアッサリ見つかってしまった。
発見を成し遂げた物の名は『髪長姫』
すなわち【◆羅幻王国の新素材。レアメタル微細粒子イオン吸着素材『ラプンツェル』】である。
環境対応型合成無機イオン吸着材『ラプンツェル』は、羅幻王国が誇る『大量の高品質石油燃料を原料』とし、純粋なケミカルサイエンスにてプラスチック繊維から作られたそれは、硫化炭素の排出を妨げるべく高分子ポリマーレベルでスポンジ状に構成されており、環境汚染を引き起こす事のない、多種類の陽・陰イオンを含む多成分処理水系にも適用可能な新しい環境対応型・合成無機イオン吸着材である。
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・鉱・工業排水・廃棄物処分場の漏洩水や陸水等の多成分処理水系における吸着・分離・除去。
・工業煤煙や自動車、特にディーゼルエンジンから排出される粒子状物質(PM)・硫黄酸化物・窒素酸化物(NOx)の排気ガスの浄化。
それらの『レアメタルや希土類元素を含む微細な粒子として存在するイオン吸着鉱から特定金属イオンを吸着させる効果』を用いて、【◆環境保全法案】の制定より、
◆環境対策の向上を図り、まずは◆藩国南部中央の『海中プラント群』周辺(藩国地図:以前のイベントにて製作)の鉱・工業排水・廃棄物処分場の漏洩水や陸水等の多成分処理水系における重金属等の有害物質の検出マーカー設置、水質調査を行った所、極めて高濃度の金属イオンが検出された。
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とりあえず『海中プラント群』周辺、【●水底】の岩盤をボーリング調査をしてみれば、初手で一発大当たり。ジャンクポットのクリティカル。
有望なマンガンやタングステンなどの金属鉱脈【●層】が発見されたのである。
まさしく、幸運の青い鳥はボクたちの傍にあったんだよ。やったね☆ と言わんばかりであった。
……つまり、鉱脈は海運国である藩国の象徴とも言うべき【●海洋】の下にあったのである……。
藩国全域鉱脈調査のために、怪気炎を上げて準備万端・意気軒昂だった“ドクター”四方無畏及び、藩国科学管理室員が振り上げた拳のやり所に困り、ぶっちゃけ凹んだのは軽い笑い話であった。
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「なぜ僕は、藩国のお偉い方々に最敬礼を受けているのでしょうか?」
「あらあらまぁまぁ☆」
――藩国閣僚総出に売られ逝く仔牛を見る様な眼差しを向けられる、非常にとても哀れな留学者の図――
かくして、海中プラント群近くの海底にて、資源採掘の準備が進められた。
しかしながら、執り行う場所は何と言っても【●水中】である。実務面においては難航を極めた。基礎システムとしては下記の様に分担される。
A:採掘用大型機械『バスケットホイール』
(担当はかちゅーしゃ前摂政・工部官。【◆輸送列車などでの重厚な機構システム】についてノウハウがあった)
B:石灰質で浄化しながら潮汐力を用いたポンプて海洋深層水ごと金属粒子を回収するパイプライン『タピオカストロー』
C:フィルム状の【◆金属吸着材『ラプンツェル』】を【●積層】展開して、海中の有害成分を金属イオンごと吸着する水質保護結界『ミルフィーユ』
(担当は瀬田内政官。浄水場、公称『瀬田浄水場』の管理など、これまで環境・治水方面において見識が深かった)
D:海中動作機械『ジル・ダイバー』
(担当は“ドクター”四方。量子テレポート通信から有線操作になり、海中用のため足部と各部スラスターをオミットし、掴むなどの簡単な動作しか出来ない【◆遠隔動作補助システム『ジルコニア』】の大幅なダウングレード版である)
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つまり、大きめの鉱石は『バスケットホイール』で採掘、微細な粒子は『パイプライン』で回収、金属イオンレベルでは『ラプンツェル』で有害成分ごと吸着する。これら3系統の構えで、深海作業には『ジル・ダイバー』を運用する万全の布陣であった。
だがそれでも、海底潮流などの自然環境下から来る運用面の困難さが残り、如何に藩国が海の国と言えど、海岸の国であり海中の国ほどにはノウハウに欠けたのである。
そこで、摂政にして総指揮を執る蓮田屋藤乃は策を打った。もっとも、いつも行っている外渉要請、つまりはただの顔つなぎではあるのだが。
それではその時の記録を抜粋してみよう――
/*/
……とぅるるるる。とぅるるるる。とぅるるガチャ。
「こんばんわーはすたやですー」
「こんばんわールウシィですー」
「いあいあお世話になってますー」
「どもどもお世話になってますー」
「ちょっとご相談がありましてー」
「どのようなご用件でしょうかー」
「いま、海洋鉱山を建設中なのですが、海底作業に関するノウハウについてご教授頂きたくー」
「いま、そちらに留学中の朝霧さんを、海洋技術協力の名目で働かせてみたらいかがでしょー」
「よろしいですかー」
「よろしいですよー」
「ありがとうございますーお手数お掛けしましたー」
「どういたしましてーまたいい話あればよろしくー」
「それではまた藩王会議とかでー」
「それではまた藩王会議とかでー」
「でわー」
「でわー」
ガチャ。
/*/
……本人の与り知らぬ所で、全くヒドイ話であった。
この世は押し並べて美人の方が人使いが荒いという相場になっているらしい。
ともあれ、海洋国家である紅葉国、ルウシィ藩王と朝霧さんの協力により、目処が立った訳である。
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「……それで僕が捕まった訳ですか」
「捕まえたなんて失礼ですわ♪」
――頭の上に胸を乗せられるという逆セクハラを受ける、極めて非常にとても哀れな留学者の図――
海上移動拠点『クレセントコーラル』
元々は海洋油田の海上掘削基地(プラットフォーム)を改造した物である。
貴重な資源を採掘輸送する為、防衛拠点として緊急用に対ECM通信設備と対潜レーダーを備え、海軍護衛艦の簡易整備と補給が出来る基地として取り計らわれた。
通常は護衛艦『ザラード』『イラード』『ガラード』の3隻が駐留しているものの、摂政の指揮の元、藩国海軍と連携体制を執る事が出来る。
機密をも含む国家施設であると同時に藩国の環境を左右する施設の為、勤務係員(深海底鉱業者および、保安技術管理者)の全員は藩国政庁による経歴・人格審査と藩国摂政による面談の元、国家公務員として登録され、採掘そのものも厳密な事前調査と採掘計画によって執り行われた。
勤務係員は、保安法規定に基づき、深海底鉱山保安技術職員国家試験規則の規定による国家試験に合格し、経済産業大臣の許可を受けた満二十歳以上のものでなければならない。
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採掘運用については、
海中動作機械『ジル・ダイバー』に相互パッシブソナーを持たせ海中衝突事故を防ぐ統合システムにより、
採掘用大型機械『バスケットホイール』、金属粒子回収パイプライン『タピオカストロー』、水質保護結界『ミルフィーユ』、3系統の運用システムを統括する。
これにより回収された『ラプンツェル』からは、金属イオンの形でレアメタルや希土類元素が吸着し、
吸着・分離・再利用に、電力を消費する関係上『いささか燃料を消費する』が、半導体などの希少な工業用【資源】として用いられる。
『ラプンツェル』は環境保全の観点からも【◆環境維持保全法】に則り、【◆藩国税関施設(施設)】と共に定期的に藩国環境局に把握され、その生産量と生成法は藩国科学管理室によって厳重に管理されている。
当初、船舶航行面において不都合が出るのではないかと国民から戸惑いの声もあったが、
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摂政・蓮田屋藤乃の『環境保護政策』によって『採掘地の過度の拡大を事前に抑止』すると共に『水質検査が毎月定期的にが行われている』事に加え、工業製品として外貨獲得手段としての需要からの期待と収入、雇用促進から、現在は基本的に歓迎されている。
なお、三日月サンゴと言う名前は、別に三日月形という訳でもなく、古来よりこの地方に伝わる『三日月の日に珊瑚礁を見た漁師は大漁を引き当てる』という伝承に基づいた、縁起付けの名前である。
※参考URL
ニューワールド全域国際条約『環境維持保全法』:http://www24.atwiki.jp/idress_lap/pages/73.html
署名:わんわん帝國テラ領域宰相 シロ。にゃんにゃん共和国オリオンアーム大統領 是空とおる。TLIO主任 都築つらね。起草 蓮田屋藤乃。
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「くすくす。すべては私の策戦のとおりですわ」
(うわぁ。ルウシィさんと、どっちが無茶だろう……)
――摂政の無茶振りが他の人向きのターンになった為にホッとしている、
哀れだった留学者の図――
「――先だってよりの計画に従い、【◆TLO対策】として、事前に大統領府と星見司処及び、【◆超越技術管理機構(Over Technology Control System/OTeCS、オーテックス)】に要請して、運用システムの監査予行を行い【◆予兆検知(異常診断)システム】にチェックして頂きましょう。万一あらば【◆テックレベルオーバー(TLO)拡散防止法】に従い、即時凍結とします。さらに『クレセントコーラル』に産業スパイ――主にセプテントリオンの手が入らないように関連企業の徹底チェックを。今後も『ラプンツェル』マーカーに備えて警備を徹底して下さい」
「いつもの様に慎重ですな。石橋を叩いても、と言ったところですか」
「“ドクター”。我が藩国のモットーは何かしら?」
「「『安全第一』」」
「了解です。藩国警察及びISSに通達と共に、藩国科学管理室員を代表して徹底致します」
……。
……………………。
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「あ。更なる高規模資源採掘地を発見する為の高品質検知システムも継続してよろしく(はぁと」
「まじすか」
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(3DCG:かちゅーしゃ。テキスト・エフェクト・CG加工:蓮田屋藤乃。監修:四方無畏。スペシャルサンクス:朝霧&紅葉ルウシィ)
L:海洋鉱山 = {
t:名称 = 海洋鉱山(施設)
t:要点 = 海洋,水底,層
t:周辺環境 = 水中
/*/
■質疑URL
http://cwtg.jp/qabbs/bbs2.cgi?action=article&id=3773
Q3:要点開示に問題が無い場合、アイドレス制作に際してどのような点に気を付ければ良いでしょうか?
A3:TLOにならなければよい。
/*/
Hastur/蓮田屋藤乃 さんの発言:
いま、海洋鉱山アイドレスの設定を書いているのですが
紅葉ルウシィ さんの発言:
ええ
Hastur/蓮田屋藤乃 さんの発言:
紅葉国さんに海洋技術協力を設定的にお願いしたいのですが、可能でしょうか?
紅葉ルウシィ さんの発言:
もちろんOKです
Hastur/蓮田屋藤乃 さんの発言:
ご留学頂いている朝霧さんに教えてもらった形で(本人の許可頂いてからですが)
紅葉ルウシィ さんの発言:
ええ、まあ聯合するはずですし過去にも聯合してるのでどんな形でもOKですばい。
Hastur/蓮田屋藤乃 さんの発言:
ありがとうございますー。お手数お掛けします
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