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芝村:ここは春の園だ。
芝村:貴方は一人、たたずんでいる
四方 無畏:「ふむ・・・久しぶりの春の園だが・・・」あたりを見回して見ます
芝村:綺麗な桜が咲いている
四方 無畏:Q:周りに人影はありませんか?
芝村:A:見えないね。
芝村:足音は聞こえる
四方 無畏:では、足音の方に向かってみます
芝村:足音は泊まった
四方 無畏:足音のした方向には何がありますか?
芝村:大きな桜の木がある
四方 無畏:その桜の下までいってから
四方 無畏:「ミチコさん?」と呼びかけてみます
芝村:ミチコ?が出てきた
芝村:顔に余裕がない
四方 無畏:「大丈夫ですか?」
ミチコ:「無事ではないわね」
四方 無畏:「死んでは居ないようで一安心といったところです」
四方 無畏:「まぁ・・・そんな状況にも関わらず着てくださってありがとうございます」
ミチコ:「……そう言うレベルならいいんだけど」
四方 無畏:「ふむ……状況を教えていただけますか?」
ミチコ:「この時間が終ったら、殺されるでしょうね」
四方 無畏:「宰相府にですか?」
ミチコ:「エースに」
四方 無畏:「今回はビジネスでは無いのですね・・・」
ミチコ:「……そうね」
四方 無畏:「……セプを辞めることは出来ませんか?」
ミチコ:「……」
芝村:まよってる
芝村:正確には、計算している
四方 無畏:「必要な条件が何かあるのですか?」
ミチコ:「……生き残る計算をしているだけよ」
芝村:ミチコは笑い出した。引きつった笑いだ
四方 無畏:「あまり芳しい計算結果ではないようですね」
ミチコ:「詰んでるわね。控えめにいって」
芝村:ミチコは乱れた髪をなおした
ミチコ:「・・・・・」
四方 無畏:「詰んでるからといって諦めてちゃ私はここに居ませんよ」できる限り笑顔をつくります
ミチコ:「そうね。ごめんなさい」
四方 無畏:「なんとかエースに交渉してみるか・・・」
芝村:ミチコは黙っている
四方 無畏:Q:この場合のエースって連絡取れますか?
芝村:A:とれないよ
四方 無畏:Q:それともリアルで海法さんとかに交渉すればいいんでしょうか?
芝村:A:さあ
四方 無畏:「……命が助かるならセプ抜けて情報を提供するのは可能なんですか?」
ミチコ:「……」
四方 無畏:「……非常に失礼なのは承知で伺いますが……クローンではないのですね?」
ミチコ:「どう思われても自由だけど、違うわ」
四方 無畏:「すみません」
四方 無畏:Q:世界忍者国の光太郎に連絡は可能ですか?
芝村:A:封鎖されている
芝村:ミチコはぐるぐるしている
四方 無畏:抱きしめます
四方 無畏:「足掻いてみますので落ち着いてください」
芝村:ミチコはにらんだ後、目を伏せた。
ミチコ:「ごめんなさい」
芝村:どうする?
四方 無畏:Q:エースに連絡が出来ないので宰相に殺さずに拘束を頼むことは出来ませんか?
芝村:A:できるよ
四方 無畏:背に腹は変えられないのでお願いします
芝村:はい。
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四方 無畏:「すいません、私の力ではこれが限度です」
芝村:はい。お疲れ様でした。
芝村:別に宰相府は捕まえもしなかった
四方 無畏:ありがとうございます
四方 無畏:介入限界までミチコさんについてくことはできますか?
芝村:できない。彼女は全力で世界移動する
四方 無畏:なるほど
芝村:はい。では解散しましょう。おつかれさまでした
四方 無畏:感情値の変化はありませんか?
芝村:ぐるぐるしすぎでそれどころではないね
四方 無畏:なるほど
四方 無畏:宰相はとりあえず泳がすという考えでしょうか?
芝村:いや。全然
芝村:別に悪さできなければ、自由に
四方 無畏:あ・・・なるほど
四方 無畏:セプは無力化したから(しばらくは)放置ということですか
芝村:ええ。
四方 無畏:また向かって着れば叩くということですね
芝村:はははさてね
芝村:では解散しましょう。おつかれさまでしたー
四方 無畏:ありがとうございました