+ V.F.Sの歴史 +


ヴァーエファイス超星団。
そう名付けられてから、二百万年もの歴史を持つ、VFS。
その歴史書の年表をここに記す。


年代 説明&主な出来事
約200万5千年前 次元航行デバイスを取り入れた人類初の次元航行宇宙船『ディアネース』が完成する。
これにあやかり、総ての次元航行宇宙船は『ディアネースシップ』と呼ばれる。
異次元世界『ラグナロクの里』、『クラーネス』、発見。
約200万3千年前 アレクア戦争時代。
アレクア星団ロンディニー星のマレウ王国と隣国セレアの領地争奪戦争を発端とした星団戦争が起こる。
V.D35年前に『ラグナロク・コア』が使用された破壊兵器が一度だけ使用され、ラグナロクという種族が如何に強大な力を誇るかを示した。
その兵器の威力は、1星団以上をも軽く消去する力を秘めていたという。
約200万年前 それまで統一されていなかった超星団をまとめる法律が出来る。
超星団法が出来た事を契機に、超星団名を『ヴァーエファイス超星団』と決定する。
『イーディア』誕生。
この時点では彼らに人権も、生殖能力も与えられてはいなかった。
(V.D元年12月、マーキュリー星団マーキュリーアカデミーのエーナス=ディンクル=グライナー博士グループによって超星団初のイーディア、アマルネ(猫型イーディア)誕生)
約199万9千年前 錬金術師時代(別名・マジェスティッカー時代)と呼ばれる時代。
この時代までは魔法と科学、機械はまったく別の学問であると考えられていたが、錬金術師と呼ばれた人間達はその総てをまとめて、新しい魔法と科学、機械を生み出した。
現代の科学の始まりである。
約195万6千年前 デミウルゴス大銀河の発見と次元トラフィックスの開拓が進む。
次元の中にある、次元エネルギーを発見。
このエネルギーを利用することによって次元トラフィックスが発達していった。
トラフィックを利用するため魔術理論と魔導学を融合させて進化したバルグを組み込み、船自身も様々な改良等が組み込まれ、ディアネースシップよりもさらに魔導の塊と化した船に『ソロモン・シップ』と名付ける。
ヴォルカノンシステム(外燃永久機関)が完成。
女皇帝(アフラマズダ)家興る。
約191万3千年前 ヴォルカノンシステムの改良とともに戦争で使用される兵器がシンプル化していく。
『パラケルスス』にて人型巨大ロボット兵器『ヴァイス』の先駆け、『マリオネッテ』が開発される。
当時は作業用だったが、マーキュリー星団で秘密裏に戦闘用としての開発と改良が進められた。
ヴァイスフレームなどに使われる特殊超合金『オリハルコン』の先駆け、『ロマジウム』が開発される。
約161万5千年前 ヴォルカノンシステムの度重なる改良を元に新しい第2世代ヴォルカノンシステムが開発される。
『イーディア』に人権が認められ、これより先に作られる『イーディア』には生殖能力が与えられる。
約139万5千年前 焔のルーン時代。
『ヴァイス』の原形が完成。
20万年の間に改良と開発を繰り返し、超星団最高最強の兵器へと進化していく。
女皇帝家(アフラマズダ家)の修羅=ラグナロク、ラーガ星団ラーガ星エルアスト王国第一王子ナルシェに嫁ぐ。
夫ナルシェの死後、政治的、軍事的に手腕を振るい、王座に就いて5年でラーガ星を、16年でラーガ星団をエルアスト王国領とする。
その後、国名変更と専制王政を帝政に同時に切り替えつつ憲法を制定し、政治を民衆に任せつつも軍事的采配は皇帝に残し、代々アフラマズダ家の家訓に基づき、皇帝を継ぐのは女性のみとした。
神聖魔導帝国の誕生である。
そして帝国はゆっくりと領土を広げつつ、代をかさねていく。
約79万3千年前 女皇帝時代。
世界のすべてを手中に収めた神聖魔導帝国は世界を平和に統治している。
意志を持ち、自らの意志で搭乗者を決める『ヴァイス』が誕生。
従来の『ヴァイス』と区別するため『オリジナル・ヴァイス』と呼ばれる。
現行の最高傑作であり、自らの意志で進化、成長するためつねに最高の能力が発揮できる突然変異種である。 (細かい進化は常に起こっている)
それを元に様々なヴァイスが作られたが、大規模演習が定期的に行われ、大破したりしたため、この時代のもあまり残ってはいない。
最終期に異次元よりエーガンスライプスが襲来、これを全力で退けたが帝国は崩壊する。
8078年前 大動乱時代。
1998530年、ラーガ星にて冷凍睡眠に掛けられていた女皇帝家継承者修羅=デュナン=ラデュールク=アフラマズダをラーガ帝國が保護。
1999540年、10年の歳月をかけて解凍完了。
彼女は軍人として、ある意味では保護され、ある意味では監視されながら育つ。
1999558年、エーガンスライプス再来襲。
元々、大動乱時代で各国の足が浮き足立っていた事もあり、1999958年までVFS世界の旗色は悪かったが、各国が『エーガンスライプス打倒』の旗の元にまとまり、それと共に女皇帝・修羅=D・R=ヴァーエファイス=アフラマズダが即位、『神聖魔導帝国』が復活。
『神聖魔導帝国』復活後、女皇帝自ら守護騎士達を率いて戦場を駆け抜ける事となる。
2001358年12月4日、エーガンスライプス王国次元王城『ファルク城』にて女皇帝、エーガンスライプスの王ガローゼをヴァイス戦にて殲滅。
ここにエーガンスライプスとVFSの戦争が終結する。
現在
(2001359年〜)
女皇帝、エーガンスライプス王国の女王として即位。
超星団エーガンスライプス連合議会を発足させ、全執政権を譲り渡す。
その後、天空城ウロボロスを居城とし自らがもつ全軍と全兵器を移動させる。
統一されたが、まだまだ戦乱は多く、世界は平和とはまだ言えない状況であった・・・