(更新履歴:2011.08/04)正式のL化公示に伴いアイドレスデータアップロード。

 

EV172”種族を分ける”

http://blog.tendice.jp/201105/article_3.html

 

L:らげん猫 = {

 t:名称 = らげん猫

 t:要点 = 雑種,日陰,にゃーん

 t:周辺環境 = 海辺

 

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#●正式のL化に伴いアップロード

http://blog.tendice.jp/201108/article_1.html

 

L:らげん猫 = {

 t:名称 = らげん猫(種族)

 t:要点 = 猫,っぽいなにか,意外にでかい

 t:周辺環境 = 世界の終わり

 t:評価 = 体格3,筋力3,耐久力3,外見2,敏捷1,器用4,感覚2,知識2,幸運1

 t:特殊 = {

  *らげん猫の人カテゴリ = 猫士種族アイドレスとして扱う。

  *らげん猫は根源力100000を持つ。

  *らげん猫は一般行為判定を伴うイベントに出るたびに食料1万tを消費する。

  *らげん猫は操縦でない(コパイ業務も操縦と見なす)機器操作について、+8の修正を得る。

 }

 t:→次のアイドレス = 機関銃(アイテム),戦闘猫(職業),ガンナー猫(職業),輸送猫(職業)

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■:らげん猫のインデックス

http://hasta.sakura.ne.jp/I=Dress/Kingdom/Tree/Human/TC/TC01.jpg?lightbox=c.jpg

(イラスト:ぱんくす。クリックすると大き目のイラストになります)

 

■1:猫士と人との事情

 でこぼこ名コンビ――

 ――猫士と人との関係性。

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 さて。

 そもそも相手との関連性において気にするべき事とは、いままで何を成したか、そして、これから何を成すかである。

 少なくともこの藩国では、見た目や出自、種族の差異アレコレ如きに、大した価値など無い。

 

 ――通称『らげん猫』

 かつて、ただの猫であった時より長い年月を掛けて進化した、人の友にして猫の眷属たる新興種族である。

 知性が高く、自然や都市の中に生き、人と共に語らい、猫と共に歩む。

 人類ほどには数多くは無いが、人生ならぬ猫士生を謳歌して繁栄する陽気な種族であり、藩国を構成する重要な要素と言えよう。

 

 バイクのエンジンを自ら(爪と肉球でレンチを回して)整備して、安全運転に(2足歩行で立ち)乗り回す程度には(十分以上に)器用であった。

 人と共に、運送業を営んだり、整備職を行っている者が多い。多数では無いが、軍務に付いている者もいる。藩国に所属する猫士たちは警官などの公的機関・国家施設に就いて敬されている者も多い。

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 コミュニケーション能力については、猫とは勿論の事、人とも会話を行える知性と人懐っこさがある。

 人類との関係性は理想的な共存関係にあり、極めて良好である。

 

 元々、彼らと共に住まう羅幻王国の民は、現実主義と理想主義を同時に両立させるバイタリティとフットワークに長けた民。有能で親しみの持てる猫士(加えて、羅幻王国の民は『隠れ猫好き・可愛いモノ好き』でもある)に不満のあろうはずが無かった。

 

 加えて、海運業や漁業関係者には、オスの三毛猫は海での危難を救う力を持つという、俗説があった。

 

 これは、ネコの毛色を決定している遺伝子がどの染色体に存在するかという観点から、オスの三毛猫は珍しい事であり、縁起の良い幸運の守護猫として古来より敬われ、猫士全般に至るまで親しまれていたのである。

 
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 逆に、猫士の間には、猫士は人から『泳ぎと魚介類の調理法』を教わったという物語がある。

 

 最近の研究では、イカ・タコ・貝類といった軟体動物には、元々、猫と猫士が苦手とする酵素『チアミナーゼ(サイアミナーゼ)』が含まれているという、事柄から来ているのではないかという論説が謳われている。

 

 チアミナーゼはビタミンB1を破壊する。古来『貝類を食べると腰を抜かす』という事例である。しかし、チアミナーゼは熱によって失活するため加熱すれば問題は無い。

 故に曰く、人が火の扱いと加熱調理技術を教えたため、猫士は安心して魚介類を(加熱調理して)食す(その時、猫舌ゆえにふーふーする)様になったという、おとぎ話があったのである。

 

 もっとも、お調子者でいたずら好きな自分たちの『お気楽のほほん』に調子を合わせてくれる、真面目で堅実な(そして忍耐強い)話し相手を気に入っているのであろう。

 メシ(魚)が美味くて潮風の吹く気候と故郷が好きな、彼らの義理堅さであった。

 

 ――言うなれば、ボケとツッコミ。

 つまり猫士と人とは、でこぼこ名コンビであった。

■2:猫士と猫との事情

 「――ボンゴーレ♪ ペスカトーレ♪」

 「にゃー。出来立て熱々だにゃー」

 (猫舌なので、ふーふーしながら)

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 普通の猫との違いとしては、まず、体格が5割程度大きく、比較的簡単に区別が付いた。

 寿命は普通の人間の7割ほど。加え、3歳程度で2足歩行を覚え、肉球と爪で物を掴む事が出来る。

 

 容姿に関しては、天下の台所にして共和国の流通拠点だけに、品種も毛並みもバラエティ豊か極まりない様相だった。

 

 比較的、灰色と黒の虎縞、もしくは茶色と黒の斑の個体が多めとは言え、縞模様に三毛・ぶち・白黒灰色単色よりどりみどりとしか言い様の無いカオス。スナドリネコがいるわ、アメショーがいるわ、アビシニアンがいるわ、ターキッシュバンがいるわ、シャムがいるわ【雑種】も多いわ、えとせとらエトセトラetc.

 総じて、砂塵の地にありて熱と砂に応じた毛並みであるぐらいだろう。

 

 他国にあるような変化の能力は持たず、猫の姿のままである。

 染色体数が異なるだけでなく体格のサイズも異なる為、異種族との交配は実質不可能である。

 

 とはいえ、猫の眷属たる猫士として甲斐甲斐しく(普通の)子猫の世話なども行ったりする。

 普通の猫たちに慕われて、引き連れた猫と一緒に『ごろごろにゃーん』といって『日陰』に寝っ転がり、これが本当の『猫光浴』などとうそぶいたり、ふわふわもこもこ幸せーっと、のほほんする風景が藩国で良く見られる。

 
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 性格的には、羅幻王国の住民にしては、のほほん。お調子者でいたずらと昼寝が好きである。猫だけに。

 凝り性・話好き・義理堅い・人の話を聞かない(様に見えるが、彼らとしてはかなり融通を効かせているつもり)所は、人とあまり変わりはなかった。

 

 言語的には、人とほぼ同一であるものの、声帯に猫の名残が残っている為、語尾とナ行が「にゃ」と、やや不明瞭になる。これは慣れの問題でもあり、通訳職に付いている者や高齢者などには「にゃ」が取れる個体もいる。

(逆に、猫から見た猫士という場合でも、鳴き声(【にゃーん】など)や、語尾の発音が不明瞭に聴こえるらしい)

 

 なお、他の藩国にも似たような猫士は存在しているのだが、特筆すべきはターキッシュバン(もちろんI=Dでは無く、普通の生きてる猫の方!)の様に、水に興味を示す事である。

 本来普通は、猫といえば大抵は水を嫌うものであり、ましてや水泳や魚獲りなどというのは考えがたい行動である。

 この行動はスナドリネコの特性にも近いが、必要に迫られて潜ってみたら意外にいけたのではないか。という如何にも猫的な論説もあったりする。

 もっとも普通に肺呼吸なので、素潜りならば短時間の潜水でしかない。

 

 入浴や水遊び、そして海水浴を大変に好み、泳ぎ(猫かきだったりクロールだったり古式泳法だったり)と魚採り(素潜りだったり銛とゴーグルとシュノーケル装備だったり)とマリンスポーツ(操船だったりビーチバレーだったりボディーボードだったり)が得意である。

■3:猫士と国との事情

 「わたしが訓練教官の、はーとにゃん先任軍曹だにゃ。ヒヨっ子ども、口を開く前と後ろに“Ser”と言うにゃ!」

 「「「「「Ser,Yes.にゃー!」」」」」

 (猫軍曹と新猫兵士たちの訓練風景)

 
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 ――時には、人型の姿を借りる方が便利な時がある。

 軍務や危険任務などの、極めて限定された状況によっては。

 

 そこで、体格差を埋める為に開発された【精巧な『人型』の遠隔動作機器】が作られて運用される様になった。

(正式呼称:クォーツ級(Quartz)・ひゅーまにゃいど・システム。ぷにぷにした肉の感触や良い肌触りを持つシリコン素材などを用いた、純然たる機械製)

 開発の大本は●遠隔動作補助システム『ジルコニュウム(Zirconium)』である。

 

 それは、羅幻王国『ドクター』四方無畏が(ただ1人単独で!)開発した、戦場や宇宙・海中など生身の整備士が行動出来ない場所におけるI=D等の安全な整備・補給を主な目的に開発された遠隔動作補助システム――の、はずだったのだが、しばらく(いや、かなり)使っていなかったため、いっそアイドルのバックダンサーにでもしようと、外見の大幅な改修アップデートが図られてしまったのである。

 

 下手をすれば高価なマネキン扱いの憂き目に遭う所であったが、改修アップデートの直後に藩国猫士たちに見つかり「可愛いにゃー。使ってみたいにゃー」とおねだりされて、そのまま正式運用の流れになってしまったというgdgdな流れである。

 しかし、実際に使ってみれば、警備に災害救助に交通安全の婦警さんに至るまで大活躍であり、藩国猫士たちの愛機として活躍する事となった。

 運用方法としては、言わば外部操縦するパワーローダーと言ったところか。とはいえ動き自体は人と同じような動きしか出来ない。

 

 藩国政府の徹底した一括管理であり、運用も【藩国猫士のみ】に限られた。乱用悪用を防ぐ為である。

 セキュリティ面も、1on1の完全制限コントロールユニット、不揮発性メモリの撤去など、●遠隔動作補助システムと同クラスの物が用いられ、技術の拡散制限として、本機の開発で得られた技術については藩国政府の管轄とし【同系統技術の民間開発・操縦者の居ない自立行動での運用・攻撃目的での運用・藩国の理念に反する様な世界に危険が伴う使用法などを、厳密に禁ずる物】として法定義がされた。

 もっとも、開発の起源が機密である遠距離動作補助システムのフレームを参考にしている為、藩国の意図していない開発自体そのものが事実上不可能であるのだが。

 

 なお、「可愛い方が良いにゃー」と、妙な所で凝り性のため美人さんばかりであったが、普通の人と間違われすぎるのも難儀である。

 そのため、制作されたのは羅幻王国の民の一般の姿に限定され、判別の為に『標準の人間より小柄(7・8割ぐらい)で、ネコミミ尻尾を義務つけられている。

 加えて、特徴的なアンテナやネコミミを染めているなど、システムそのものは機密でも、存在そのものの認知度はあるため、観察力の高い猫や人相手ならば、ワリと簡単に区別認識が出来た。

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 また別途、『人型遠隔動作機器』のネコミミと尻尾機構は、集音性とバランス保持能力から極めて有用とされ、

 さらなる機能研究が行われ、民生用の装備品(純機械的な【ネコミミ集音機・しっぽバランサー】)が開発された。

 これは、人用に運用出来る物であり、輸送の民としての仕事上、雑音が酷い場所やバランスが取り難い場所での作業に重宝された。

(しかし、むさいオッサンが使用している様もまた、考えればすさまじくシュールである)

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 ……ニューワールドの情勢は混迷を深めている。

 未だ傷跡は深く、安寧は遠く果てない。

 

 だが、猫士と人は知っている。

 止まぬ雨が無い事も、明けぬ夜が無い事も。

 

 理想の灯を燈し、現実の道を歩む。

 その不屈の意思こそが、例え絶望の闇が深ければ深くとも、燦然と輝く一筋の光。

 

 猫は人と犬とあらゆる種族の垣根を越えて、

 世界と藩国と自己を同一に見立てて、

 各個がそれぞれの認識の内に、

 

 ある者は商社にあって力無き者の日常にならんとす。

 ある者は軍務にあって罪無き者の守護にならんとす。

 そして、藩国猫士にあっては警務にありて法無き者の秩序にならんとす。

 ミリタリーケイデンス(Military cadence)を口ずさみ、ただの知恵と努力であらゆる理不尽を狩り絶てる。

 

「にゃんにゃんぴっぴ、にゃんぴっぴ!」

「「「「「にゃんにゃんぴっぴ、にゃんぴっぴ!」」」」」

 

「――自分たちの国は自分達で守る、それが自分たちの国だにゃ!」

「「「「「Ser,Yes.にゃー!」」」」」

 
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(テキスト:蓮田屋藤乃)


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Last-modified: 2017-06-19 (月) 21:09:55 (1151d)