カーリー＝シエン
愛称 美娟（メイジャン）※射矢のみこう呼ぶ。
通り名 「海賊射矢」「ジェヴォーダンの獣」
所属 無し（職業：海賊）
性別 女性 種族 アンドロイド
外見年齢 10代後半 精神年齢 そこそこ 実年齢 射矢より少し低い
身長 160cm前後 体重 ちょっと重い B/W/H B78/W57/H76
所持ヴァイス＆クァイス
カスタムヴァイス　//　『重装機動型格闘戦用カスタムヴァイス』　雷神（Rising）
外見
髪色 漆黒
肌色 乳白
瞳色 メノウ

いかにもアジアンビューティといったバランスの良いボディタイプ。
漆黒のヘアパーツは腰の辺りまで伸びている。
全体的に引き締まっており女性的な魅惑のある体つきだが、戦闘用ボディであるためそこから繰り出されるスピード・パワーは常識を大きく逸する。
普段は白の武道着に赤い前垂れを帯で留めている典型的な武術家スタイル。
愛玩用のパーツもあるが、デッドウェイトとなるため普段は取り付けていない。
性格
実直で一本気な性格。
端的に言えばじゃじゃ馬。
小さいことには頓着しないが、悩むときはとことん一人で頭を痛くする。
口調
一人称 ボク
二人称 あんた　君
三人称 あいつ　そいつ　あの人　○○（人名・呼び捨て）

基本的に粗野な物言い。
敬語は苦手。
余計なことはしゃべらない。
能力
【戦闘能力】
ランク・Ａ		 射矢の命令を着実に遂行させるための能力。
戦闘用ボディのための高い身体能力を120パーセント引き出し、あらゆる物理的障害を取り除く。
中でも格闘能力は大きく秀でており、気孔術を含むあらゆる中国拳法をマスターしたそれは武装兵二個小隊を素手で瞬く間にでくのぼうに変える。
【有線バルグ接続】
ランク・A		 バルグに有線で接続する技能。
ほとんど全てのバルグに繋げられる。
この状態では生体バルグ、意思を持つバルグ、そしてOVのブラックボックスを除くバルグに対して高レベルなハッキング・クラッキング等を行うことができる。
が、基本的にインストールされているプログラムなので彼女自身には技能は無い。
これを応用してヴァイスのOSをのっとり、自分の身体として動かすこともできる。
ちなみに、この能力を推奨としたのが彼女専用のCV「雷神」である。

※生体バルグ、有意思バルグ、OV人格に対しての接続には、相手の了承が必要。
【射撃】
ランク・D		 素体そのものが格闘向きであり、FCSも搭載できないため射撃は苦手。
【料理】
ランク・D		 簡単な中華料理しか作れない。
が、射矢はいつも満足げに食べてくれる。
【執着】
ランク・Ｅ		 「無い」という意味でE。
射矢の命令を遂行するためならばたとえこの身が朽ちても、という理念。
出動前には必ずバックアップを取るため、自分自身に対する執着も無い。
自分はパペット、マリオネットであり、それ以上でも以下でもないのだ。
【問題処理】
ランク・Ｅ		 この場合の問題は自身に関する悩みなどのこと。
ようするに自分で考えるのが苦手。
あらゆる物事を一人で抱え込んでしまう。
放って置くとそれでブレインメモリーがオーバーフローしてしまうため、時々射矢の助けがいる。
【愛想】
ランク・Ｅ		 射矢と正反対で、営業スマイル的対応がおおいに苦手。
いつも思ったことをズバズバ言い放つので、知らないところで人を傷つけていることも。
キャラについて
かなり昔から射矢と共に行動している女性型アンドロイド。
カーリー＝シエンという名は彼女の量産型戦闘用素体のコードであるが、百万年以上もの長い年月を経てすでにカーリータイプは他に存在せず、同様の理由でタイプ間の記憶並列処理も行われないため今では実質彼女自身がカーリーである。
が、今まで数え切れないほどのアップグレードやパーツ交換を行ってきたため、カーリータイプの面影はおそらく微塵も残っていない。
すでにイーディアと呼んでも差し支えなさそうだが、生体部品がほとんど使われていない（生命体として判断されない）、生殖能力が無いなどイーディアたる条件を未だ満たしていないため（あえて満たしていないとも考えられる）、今でもアンドロイドに分類される。
マスターは射矢であり、彼の命令しか聞かず、また彼の命令ならばたとえどんなことがあっても必ず遂行するよう行動する。
射矢が頭脳ならば、カーリーは彼の手であり足なのだ。
それでいて自我に目覚めており、人並みに悩み、意識する。

公に海賊射矢といえばそのほとんどは彼女のことを指す。
射矢の現れるところ彼女が表立って行動するため、かかわった中で生存している人々は彼女を射矢だと思っているのだ。
片手で数えるほどしかない本当の射矢を知る者は、「主人に異常に忠実な僕」という暗喩とそれに複雑な印象を内包して彼女を「ジェヴォーダンの獣」と呼ぶ。

そして射矢だけは彼女を「美娟（メイジャン）」と呼ぶ。
射矢は彼女に対してなにか大切なものを投影しているようだ。
PL 涼荒井

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