射矢=ジゼル=タッドポール
愛称 イリヤ(彼の素性を知る人の呼び方)
通り名 コーラス・マスター
所属 なし
(職業:海賊)
性別 男性 種族 人間?
外見年齢 不惑(40)を越えたか 精神年齢 成熟している 実年齢 不明
身長 170cm強 体重 60kg弱 B/W/H 不明
所持ヴァイス&クァイス&シップ
ソロモンシップ // 『ダイダロス級攻撃型宇宙戦闘母艦』 グレース=ケリー
外見
髪色 ダークグレー(染めているようだ)
肌色 やや血色の悪い肌色
瞳色 見る角度や光の加減によって変わるマジョーラカラー

整っているが幾分華奢な雰囲気。足が不自由なのか杖をついている。
服装はフォーマルなものを好み、いつも白い手袋をしている。
左腕に銀色のブレスレットをしているが、これは多目的ブレスレット・コマンダー。
通信機能はもちろん、ネットワークしている自身の船を遠隔で命令したり、またそれを利用して周囲のコンピュータにハッキングを仕掛けたり、緊急時にはレーザーやバリアを発して彼自身を守ったりもする。
コマンダー自体に高級な性能は無い。
性格
たとえどんな状況下でも至極落ち着いた、やや陰のある物腰。
感情をめったに表に出さない。
人を簡単に信用しない。
ひとたび信用すればあの世まで。
束縛を嫌う。
口調
一人称
二人称 あなた
三人称 彼・彼女・あの方・その方、○○さん、など

口数は多すぎず少なすぎず。
どのような相手にも紳士的な対応を崩さない。
自慢も謙遜もしない。
能力
【艦隊指揮】
ランク・A
自分ひとりで数百隻単位の自立人工知能艦隊を一隻単位、一ヴァイス小隊から事細かに指揮することができる。
もちろん指揮中は余裕が無いため自身は全くの無防備となる。
現在は所有艦が二隻(しかもそのうち片方は搭載艦)しか無いためほぼ宝の持ち腐れ状態。
【高速思考・分割思考・高速言語などの特殊言語野能力】
ランク・A
艦隊指揮能力の根底を支える技能。

《高速思考》
無駄な思考、余計なプロセスを極限まで省略し、さらに脳の回転を可能な限り効率化させた結果思考が高速化した。射矢のそれは並のバルグよりも早い。

《分割思考》
文字通り思考回路を分割し、一度に複数の異なった思考を同時進行させることができる。
射矢の場合は「痛み」「温度」「まぶしさ」などの感覚すらも一つの思考回路として分割できるため、イレギュラーな事態が起こっても冷静に思考を継続することができる。

《高速言語》
形容詞や形容動詞などを省き、簡素な主語、動詞、目的語のみで構成される言語。
その発声方法や発音形態も通常の言語とは異なる技能を用い、伝えたい内容をほぼ一瞬にして相手に伝えることができる。
またこの言語は指向性のある言語で、向けられた相手にしか聞こえることが無い隠匿性の高い言語でもある。
ただし聞き取れる相手が知的生命体の場合は最低でも「高速言語/リスニング」を学んでおかなければならない。
それ以外の場合は音声認識システムを持ったコンピュータや、OV人格などは無条件で対象である。
射矢の場合はこれら三つの技能を連携させ、高速でかつ細密で的確な命令を無人艦隊及び無人ヴァイス部隊に出すことが可能である。


ただしその最中は射矢自身が全くの無防備となるため、万が一に備えてアンドロイドのボディガードを側近に配している。
※高速言語は文中では“ ”で表す。
【バーテンダー】
ランク・B
美味しいカクテルを造るのが得意。
お酒そのものの醸造もやっている。
私有の醸造施設は意外に大規模だったりする。
【歌】
ランク・C
特に上手というわけではない。
通り名は通り名である。
【魔法能力】
ランク・D
使っていなければ劣化してゆくのは当たり前である。
【戦闘能力】
ランク・E
直接戦うことは無いので未知数。
そのためEとする。
彼の持つ特殊能力は常人には認識すらされないし、指揮能力ももてあましているためこれに関してはただの人と思われている。
【料理】
ランク・E
それは時に高い殺傷能力を持つ武器となる。
キャラについて
彼は自分の素性を明かすことはほとんど無い。
彼のことを知っている者は多いが、彼が射矢=ジゼル=タッドポールだと知っている者は片手で数えるほどしかいない。
というのも、彼が自分から教えたという手段以外で射矢の正体を明かすことは無いからである。
もしもそれ以外の手段で知れば、ないし他人が他人に彼の正体を教えれば、その者達は確実に殺されるであろう。
公には、彼の身分は星間複合企業ミカグラゼネラル総帥、プレジデント・ポール=ミカグラとなっている。

射矢=ジゼル=タッドポールは海賊とされている。
なぜなら彼の行為のほとんどが海賊行為またはそれに順ずる行為そのものに違いないからだ。
時には極秘ルートを通っていた宝物輸送商船団をどこからともなく突然現れて襲撃、金目の品を根こそぎ略奪し抵抗する者を微塵の慈悲も無く殺していったかと思えば、同業者に身代金目的で拉致されたとある星の皇女を誰に頼まれたのでもなく華麗に救出したりもする。
海賊業界では知る人ぞ知る名海賊である。
ただし彼は名が通ってきた頃から一匹狼であり、船には知的生命体としての船員は彼以外には存在しない(彼をマスターとするアンドロイドはいくらか居るようだ)。

また、特定の海賊団などには所属していない。
彼らとの関係も基本的に良いと言えるものではないようだ。
むしろ悪いという形容が当てはまる。
その特殊能力から過去に何処かの軍(宇宙軍)に所属し艦隊指揮官として活躍していたらしいことは容易に想像できうるが、どこの軍隊かは不明である。
PL 涼荒井 // ryorinovels@leo-net.jp

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