劫絶炎
騎士名 焔=ドラグバーナ(赤米 焔羅)
機体種類 オリジナル・ヴァイス
機体コード 『紅炎纏狼(くえんてんろう)』
機体名 劫絶炎(ごうぜつえん)
OV人格 日本 炎嵐
機体タイプ 獣人型
全長(高) 28m 重量 ?t
外見
赤を基調とした獣人型のオリジナルヴァイス。
狼を連想させる頭、悪魔にも動物にも見える胸パーツ。
両手は通常のヴァイスよりも二周りも大きく、指は刃で出来た鉤爪で出来ている。

両足から三本の鉤爪が生え、その姿は獣を連想させる。
首の周りから対の真紅のマフラーが後ろに垂れ、ヴァイスの頭を握りつぶせるほど大きな手が付いている。
出力が一定値を越えると身体が燃え上がり尻尾が生えた真紅の毛を纏う狼の獣人のように見える。
武装
【武装】
・腕部&脚部焔爪「アギフヴォルガ」
・焔撃砲「アドゥルリエル」×6
・剛軟金アーム「アミヒケベル」

【特殊武装】
・小型飛行ユニット『アモンフギス』
・ハイブリッドエンジン『アガヴラゴン』
・精神力伝導フレーム
・各部消音システム、ステルス機構満載、隠しカメラ多数
機体について
元は獣型であった絶炎と言う機体が騎士であるホムラに合わせて『シェルリバイバル』した姿。
偵察兼局地殲滅型だったものが高速強襲戦闘型へと変化している。
装甲やパーツ全てに精霊金属とアミーが混ぜられている無駄に高級な機体。
稼動中は機体の温度が異常に高く、全身が赤くなる蟹装甲。

精霊金属を素材にしているため、物理よりも特殊攻撃や騎士とOV人格による魔術攻撃に特化した特異な機体。
操縦方が半融合型なので、操縦性や反応速度が高く魔力伝達も効率的だが、その代わりに痛覚フィードバックの割合も高い。 
装甲を薄くする事で得た常軌を逸脱する機動で相手を翻弄し、一気に詰め寄って敵を瞬時に葬る。

他にも様々なステルス機構を積み、温度感知以外ならある程度は誤魔化したり感知しにくくできる。
此処に載せられている特殊攻撃技以外に、操縦者とOV人格の戦闘スキルによって、より強力な力を発揮する。
機動性と防御突破能力においては騎士とOV人格のスキルも相まって他の機体の追随を許さない。

精神力伝達フレームを導入したことで騎士の気合や根性などで能力が変動する面倒な機構を持つ。
騎士とOV人格のスキルによって能力が向上及び変化するのでパラメーターや多少の損傷による能力低下はあてにならない。
時間経過による自己修復の他に必要な材料さえあれば其れを取り込んで自己修復すると言う生物じみた修復機能を持つ。
また、ブラックボックス内にラグナロクの力を再生させる機関があるので器を失ったラグナロクを再生させる事も出来る。

尚、コクピットはクァイスとして使用可能。
特殊攻撃技
アガヴラゴン ディクレースエネルギーと霊的力素(空気中にある一般的にマナやエーテルと言われるもの)を使用するハイブリッドエンジン。
ディクレースで機体の全般的なエネルギーをまかない、霊的力素によって特殊攻撃技や騎士とOV人格の魔力消費を軽減させる。
これにより、強力な攻撃と高速移動を持続させることに成功した。
ただし、ディクレースと違って霊的力素の方は消費の一方だが、世界中に溢れている(はず)なので無問題。
アギフヴォルガ 手足とマフラーに付いている手にある鉤爪状の指を加熱させて敵を焼き斬る劫絶炎の基本的な特殊攻撃技。
任意で発動出来る付加効果として、この特殊攻撃技で傷つけた部分を、ホムラの魔力が続く限り加熱させることが出来る。
鉤爪からブーメラン状の炎の刃を射出することで中距離の相手に攻撃することも可能。
アミヒケベル 両掌に魔導砲を積んだ一対のマフラー型剛軟金属アーム。
先端に巨大な手が付いた分厚い真紅のマフラーで、稼働すると劫絶炎の第二の腕となる。 硬度・腕力共に劫絶炎と同等でありながら本体よりも気色悪いほど滑らかに動く。
関節が無いので腕は様々な方向に向き、手の大きさはヴァイスの頭を握り潰せるほど大きい。
アモンフギス 劫絶炎の各部に装備された球状の小型飛行ユニット。
翼を持たない竜の飛行技術を参考にして作られ、機体そのものがスラスターとなり巨大なブースターが無くても単体で高速飛行できる。
副産物として重力干渉を抑え、機体と操縦者にかかる負担を極力軽くしている。
常に最適な角度で加速する事で瞬時に最大速度へと急加速したり逆に急停止や急方向転換、ほぼ直角に曲がる事も可能。
応用として肘をブースターにして超高速のパンチなどが出来る。
アドゥルリエル 劫絶炎の両掌、足裏、マフラーの両掌に装備された合計6門の魔導砲。
標準武装は「パイク(杭)」と「インパルス(衝撃)」の二種類を使える。
「パイク(杭)」は主に集束させた魔導砲による分厚い装甲や物理・魔術の盾を貫くために使用される。
「インパルス(衝撃)」は主に広範囲攻撃や視界妨害などに使われるタイプ。
パイクは威力が高い分、破壊範囲が狭く近距離で展開された結界を機体ごと貫通させるくらいの距離しかない。
インパルスは逆に威力が低い分、攻撃範囲が広くある程度の距離まで届く。
性能
(通常ヴァイスをB〜Eとし、OVをA〜S+とする。)
物理攻撃力 B 物理防御力 A-
魔法・特殊攻撃力 S+ 魔法・特殊防御力 A
出力 S+ 駆動速度 S+

 
OV人格 日本 炎嵐(ひのもと えんらん)
性別 女性
外見
髪色:オレンジのロングストレート
肌色:病人並みの白
瞳色:真紅

服装に関しては少々無頓着と言おうか無防備と言うか、下着に似た動きやすい服を着る傾向にある。
例えばYシャツのみと見せかけてホットパンツやらちゃんと着ている。
基本的に魔導書や予備マガジンを腰からぶら下げ、胸ポケットには伊達メガネを入れている。

出歩く時はAMライフルをフリルが付いている可愛い狼がプリントされた布で覆い肩にかけているので目立つ。
性格
世話好きでお節介好きな情熱家。
基本的に冷静を装い、焔のお姉さん的な立ち振る舞いをしている。
内面的には怒りやすくて素直ではなく、ヤキモチを焼いたり甘えたりしたい時もある。
可愛い物やフリルが大好きだが、周りの目を気にしているせいか表には出さない。

熟考しているように見えるが意外とオツムが足りないので結局は実力行使に突っ走ることも。
良くも悪くもホムラと似たような思考を持ち合わせ、感情的になる事もしばしば。
エンランについて
焔の保護者であり、マネージャー兼脳味噌代わり。
リボルバーやアンチマテリアルライフルなど、銃器に目が無い。
趣味と実益を兼ねてシップやクァイスを操縦し、歌魔法を歌っている。
超ド級の味覚音痴であり、料理音痴。
見た目は普通で作り方も材料も普通なのに出来上がるのはとってもキケンなもの。
その音痴はマイスターでさえもさじを投げるほど。
口調
一人称 アタシ、ウチ
二人称 アンタ、呼び捨て、その他敬語
三人称 アイツ等、その他敬語等

基本的に身内以外とは敬語で話し、慣れ親しんだものとは普通に喋る。
マネージャーとして活動しているのである程度の礼儀作法は弁えている…つもり。

「べっ・・・別にあんたのためにやってるわけじゃないわよ!?」
「残念ね、丸見えよっ!」
能力
OV人格 OV人格なので実体・非実体に切り替える事が可能であり、座標軸を特定すれば擬似的な瞬間移動も可能。
また、OVでの視点も可能であり、超遠距離の敵を見ることも出来る。
OV劫絶炎の制御権を持ち、単独・遠隔での操作が出来るが、戦闘力はかなり落ちる。
エンランの場合は精神体の様なもので、このエンランが死んでも一日経てば復活できる。
ただし、エンランが死んでいる間はOVは本来の力を発揮できない。
銃闘士(ランクA) 銃を扱う事に長け、大抵の銃器はサクサク使える。
中でもAMライフルによる戦闘に優れ、近距離から狙撃まで幅広くこなせる。
他にも銃弾を曲げたり跳弾させるなど曲芸じみた攻撃も出来る。
魔術(ランクA) 様々な系統の魔術を持ち、その中でも歌魔法が得意。
炎と風の属性に長け、他の属性も使えるが水系の魔法は媒介を使用しないと使えない。
魔術のレパートリーも豊富で魔力も高いと結構な魔術の才を内に秘めている。
今も尚、扱える魔術系統と魔術を増やしている。
ライド・オン(ランクB) ある程度のクァイスやシップを操縦可能であり、バイク系のクァイスの操縦が最も得意。
逃げるだけならヴァイスからの攻撃を回避することも出来る。
魔導武術(ランクB) 格闘系の魔導武術に優れ、手袋や靴裏に魔法が込められた鉱石を付けている。
飛距離向上・跳弾化・凝縮の三要素を魔術に加えることを得意とし、魔術を「撃つ」事に関しては中々のもの。
他に、魔法発動権の譲渡が得意であり、自分が込めた魔法の入ったモノの発動権を他人に渡す事ができる。
コレによって魔術的に未熟なホムラに強力な魔法を込められたモノを渡す事が出来る。
一日に込められる量は低ランクで20発、中ランクで10発、高ランクで5発込められる。
怪力(ランクC) 常人よりも力が強く、AMライフルを片手で振り回せる。
焔に対するツッコミに関しては威力が倍増するとかしないとか。
獣の勘(ランクC) 獣としての勘。
危険回避や戦闘にて最適な展開を読む。
ランクが低いので1歩先が読めるか読めないか程度。
料理音痴(ランクE) 何をどうやっても天国or地獄を垣間見れるほどの不味さの料理を作れる。
調理工程は不明だが何故か奇妙な怪音が台所に鳴り響く。
ただし、匂いも見た目も至っておいしそうなのである意味罠。
どれだけ下手かと言えば・・・マイスターがさじを投げるほど。
炎嵐について
OV劫絶炎のOV人格でありホムラのパートナー。
特に戦闘において力を発揮し、ホムラとは阿吽の呼吸で互いの隙を補い合う。
寸分の狂いも許さない狙撃と近距離における絶大的な攻撃力は共に戦うものにとって頼もしい限り。
また、多少の良識は備えているつもりなのである程度の仕事ならオツムがゆるいホムラに変わって依頼の判断をする事もしばしば。
他にも立ち寄った酒場でゲストとして歌う事もあるがCDとかは出していないらしい。

皆の姉貴分として振舞っている割には結構な直情型で思っていることをそっくりそのまま口に出すこともある。
というよりも、その前に手が出ることもあるので現在の交渉役はネリカに一任されている。
やはりと言うかホムラとは性格が似通った部分が多く、意気投合することも多い。

精神体と言えど肉体を持っているのと同位の存在力を持っているので腹も減れば痛みも感じる。 基本的にブラックボックスが破壊されない限り死ぬ事は無いが、痛いものはやはり痛く、復活時の苦しみはあまり味わいたくないらしい。
ホムラとは姉弟であり兄妹でもあり、同時に半身でもある。

自身のエンランとしての存在を心から必要とし、戦闘用として作られた自分を最大限活用してくれているホムラにほのかな恋心を抱いている。
好きな食べものはソラトビウオのヒレスープ、辛いもの全般。
嫌いなものは特に無し。

カスタムヴァイス『ヴォルフ ゼロ』について

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